2月議会も閉会
2010.03.18
明日は(日が変わってしまいましたので今日ですが)県議会も2月議会閉会となります。
今議会は平成22年度の予算の審議が主な議案でしたが、そのほかにも「富士山の日を休日にするか」や「外国人の地方参政権に関する意見書への対応」など、個人的に取り組んだトピックが印象に残ります。
特に外国人の地方参政権に関しては、会派内でも意見が分かれ、当然県議会全体でも意見が分かれるイシューだったので、マックスウェーバーのいう「政治」を非常に意識しました。
曰く「政治とは情熱と判断力の二つを駆使しながら、堅い板に力を込めて少しずつ穴を開けていく作業である」と。
マニフェスト選挙が声高に叫ばれ、2大政党制のみが追求されると、必然白か黒かの二者択一に陥りやすくなります。
有権者から比較的多くの支持を得た意見が世論となり、それが指示されているということになる。
本当は一つ一つの課題に対して、1人1人の政治家がどう考え、それを有権者がどう見てどう判断するかが大切だと思っています。
たとえばこの外国人の参政権に関することも、政党や会派で意見を完全に一致させる、というのは誰かが信念を曲げない限り難しいことですね。
他の課題も然りです。
ただ、マックスウェーバーが言っていたのは、そこを少しずつでも穴を開け、堅い板を突き破っていくのだ、ということですね。穴を開けられてしまったらどうしようもありません。
正しいと信じることを、正々堂々と訴えながら、それでも堅い板に穴を開けられるよう、これからもがんばってまいります。
少しでも多くの方に読んでいただくために、ワンクリックで応援お願いします。どちらか一方でも、もちろん両方でも!
【 おかげさまで現在ランキング上昇中です! 】