セクシャルハラスメント

2007.05.12

今朝もニュースでやっていましたが、改正男女雇用機会均等法が4月に施行され、女性だけでなく、男性へのセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)の防止も企業に義務づけられました。
これまで日本社会では特に問題にならなかった言動も、場合によっては懲戒処分の対象になるそうです。
どのような行為が男性に対するセクハラととられるかというと、

■風俗店に強引に誘う
■裸踊りを強要する
■カラオケでデュエットを強要する

など、いろいろとあげられていました。
http://www.iza.ne.jp/news/newsphoto/living/household/23174/fullsize/
これはどうなんでしょうか。
こんなこと、法律の枠組みで決める必要があるんでしょうか。
日本がどんどんおかしな方向に向かってしまっていると感じてなりません。
女性に対するセクハラの問題は、きちんと考えていかなくてはならないと思います。
まだまだ社会的に弱者である女性をそうしたセクハラからしっかり守っていくというのは必要なことです(アメリカのように何でもかんでもセクハラと過剰に反応して問題にしていくことには疑問を感じますが)。
これは政治家としてより以前に、一日本男児として女性を守っていくこと必要を感じています。
男の権利を守らなくていいかとか、そういうことを言いたいわけではありませんが、こんなことをわざわざ法律に盛り込まなくてはいけないこの日本の現状が情けないなと思うわけです。
まぁ、100歩譲って「裸踊りを強要する」とかはわからないでもありませんが、「カラオケでデュエットを強制する」とかそういうことまで法律で守られないと日本男児はハラスメントと感じるようになってしまったのでしょうか。
そんなことの前に、日本男児が自分で自分の意思をしっかりと正しく伝えられるようにするほうが先決だと思います。
「そんなこと政府が指針を出すのがおかしい」と提言を見送られた「親学」の提言についてとなんら変わらない、いやむしろ「親学」の提言のほうがずっと重要で的を射ていると私は思います。
男ならセクハラなんか自分の力でしっかりと拒否してほしいし、それ以前に本当のセクハラなんか起こさない道徳を取り戻してほしい。
法がそこまで介入しなくてはいけない世の中に向いていってほしくないと思います。
なんだか嫌な世の中になってしまっているな、と感じるニュースでした。
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