ノブレス・オブリージュ
2009.08.22
少し時機を逸した感もありますが。
芸能界の覚醒剤使用が問題になっています。
私も今回の酒井法子容疑者逮捕というニュースには大変驚きましたが、それと同様に、いやそれ以上に、その後の報道の過熱ぶり、世論の形成のされ方に思うところがありました。
もちろん、覚醒剤の使用は許されるべきものではありません。
しかし日本における覚醒剤に対する意識はますます低くなってきており、。
今回の騒動で、特に若年層にとって、より覚醒剤が身近になり、覚醒剤への壁が低くなってしまわないか心配です。
酒井容疑者が不起訴の可能性があるということも言われています。
それ自体、ニュースになると覚醒剤に対するハードルを下げてしまうのではないかと危惧します。
そしてそのこと自体に、各界のご意見番やコメンテーターが挙って「不起訴なんてダメだ!」と憤り、それが世論を形成していって、厳罰化を望む声が高くなり、司法を世論が左右するようになるのではないかと、これもまた心配します。
ノブレス・オブリージュという概念があります。
高い立場にある人にはそれだけ多くの義務があるという意味ですが、本質は社会的立場には義務が伴うという、当たり前のことです。
芸能人も、それから私たち政治家もそうですが、注目されることの多い立場には様々な義務が伴い、襟を正すということがその第一の義務です。
今回の件を機に、私も自らの行動にはもっともっと責任を持たなくてはいけないという、当たり前のことを改めて考えさせられました。
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さて、今日立ち寄ったコンビニでレジを売っていた10代の男性に
「源馬さんですよね?」
と声をかけられました。
よく聞いてみると、私が以前夏休みに勉強を少し見てあげたことのある子でした。
覚えていてくれてうれしい上、なんかしっかりバイトしてて、「がんばってる?」と聞いたら「はい!」と元気に答えてくれて、さらにうれしい気持ちになりました。
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