右か左か
2009.10.27
右とか左という言い方があります。
ご存じの通り、もともとはフランス革命後の議会で、議長席から見て右側に保守派が、左側に革新派が位置していたことに由来しています。
ここから考えると、単に右は保守で左は革新というくくりでしかないはずですが、どうも現在、特に日本ではさまざまなイメージが付与されているような気がします。
右というといわゆる「右翼」という印象がつきまとうし、左といえば「進歩的」というようなイメージをもたれます。
私はこの使われ方があまり好きではありません。
自分のことを、右だ左だという言い方もどうもしっくり来ません。というより、どういう意味で言っているのかなぁと考えてしまいます。
先日松原先輩は、「よく北朝鮮に対して強行派だと言われるが、単に現実派であるだけだ」とおっしゃっていましたが、まさにその通りだと思います。
日本人はすぐに白黒左右区別したがる風潮がありますね。
私もよく「源馬さんは右だね」と言われますが、どういうイメージなのかなと考えてしまいます。
私は歴史や伝統というものに最大限の重きをおき、そうした積み重ねの上に初めて現在があり未来があると考え、同時に我々人間には限界があり何でも人間がコントロールできるんだという幻想は政治に反映させるべきではないと考えます。
そういう意味で、私は保守政治家だと自負していますが、果たしてそういう意味での右と言われているのか、イメージの右なのか、真意はわかりませんが、いずれにしても風潮や雰囲気に流されず、正しいことを貫き通したいと思っています。
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