私立学校と公立学校
2008.12.27
上の写真は先日の一般質問の時のものです。
傍聴に来てくれた友人に撮ってもらった写真です。
先日、私学協会の会長とお話をさせていただく機会がありました。
私の「公立学校と私立学校の所管の一元化」について、私の意図と、私学協会のご意見を伺いました。
お話させていただいて、非常によかったです。
私学協会としては、「教育委員会の所管にされたら建学の精神が損なわれる」と所管の一元化にはかなり否定的です。
これは質問前から予想していたことですし、他県で所管の一元化をしているところでは必ず直面している問題なので理解はしていましたが、私の質問の主旨は、
「とにかく何でもいいから教育委員会の枠組みの中に私学も入れて、私学についても公立と同じように管理させるべきだ」
というものではありません。
「建学の精神を尊重しながら、行政の無駄を省くために所管を統一することができるのではないか」
というのが私の主張です。
つまり、教育委員会が公立学校に対して持っている権限と同様の権限を私立学校に対して持つべきとは思っていませんし、単純に今私学振興室が担当している業務・権限だけを事務移管することができる、といっているのです。
しかも、必ずしもそれは教育委員会の所管でなければいけないかというと、私は決してそうは思ってなく、むしろ将来的には地方主権の中で教育委員会の設置も自由化すべきだと考えているので、これが教育委員会であろうと、知事部局であろうと、無駄が排除され、静岡県の子供に対する教育行政が一元化し、なおかつ各学校(特に私立学校)の自主性と自由が確保されればいいわけです。
このあたりに誤解があったようなので、直接お話させていただいてよかったです。
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