防災拠点強化
2010.11.25
今日もあっという間の一日でした。
最近、日々が過ぎるのが早いです。
もうあっという間に師走の声も聞きます。
さて、今日は防災拠点強化特別委員会の県内視察でした。
先日総合防災訓練を行った伊東市役所から、防災拠点機能を備えた朝霧高原道の駅を視察。
防災拠点機能を備えた、とは言っても、実際には道の駅があり、そこを防災拠点としても活用できるのではないかという発想をもち、機能を加えた、というものです。
対象者は発災時にそこにいた人はもちろん、近辺に観光できていた方などが想定されます。
我々特別委員会の使命は、一年間の調査、議論を通して県に最終的に提言することですが、その中身についても話し合いました。
県が防災拠点間のコーディネーター役や、各セクター間のコーディネーター役をすべきという意見も多かった中、それでも基本的には基礎自治体が主体的な役割をはたすべきだと付言させていただきました。
提言の案では、自主防災組織や民間企業などとのやりとりも県が窓口になるべき、となっていましたが、それは違うだろうと。
そういったことは現場に近い市や町が担った方がいいのです。
県は、市や町では手が届かない広域的な対応や、マスコミ対応や国との調整、警察との連携、情報の一元化などに特化した方がいいはずです。
しかし、一番大切なことは、どれとどれが誰の役割、とカッチリ決めてしまうことではなく、どのアクターもできることや可能な備えは全部する、それがオーバーラップする、くらいに備えておくことだと思います。
そういう、まさに「自助」の精神ですね。
誰かがやってくれる、これはうちの管轄ではない、うちの役割は違う・・・
こういう依存の精神こそが恐ろしいと思います。
さて、12月議会の質問の準備をしなくては。
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