震災から一年

2012.03.14

私達の記憶に深い悲しみを刻んだ東日本大震災から、311日ではや一年となりました。亡くなった方と未だに行方のわからない方をあわせると2万人以上の方が犠牲となり、私たちは自然の大きな力と人間の無力さ、そして同時にそこから再び元気になる日本人のたくましさと絆の強さを学びました。

そんな中、被災地の瓦礫の処理が大きな課題となっています。

とても東北地方だけで処理できる量ではないし、
なにより日本全体の課題として広域処理をしていかなくてはいけないと思います。川勝知事もいち早く岩手県山田町・大槌町からの瓦礫の受け入れを表明しまし
たが、受け入れたくないという反対意見も根強く存在しています。

しかし、残念なことに、島田市でも大きく反対の声を上げている方々は県外の方がほとんどだ
と聞きます。

何が反対の目的なのか本当にわかりにくい。

日本の大きな危機ですから、日本全体で乗り越えましょう。

 

そして、静岡県議会でも先日議長から提案があり「静岡県においてもがれき処理の受け入れを促進すること」を求める申し入れが議論されました。

私達の会派は自民改革会議と共に賛成。

 

しかし、公明党と志士の会がこれに反対。

全会一致が原則ですので、結局採択することはできませんでした。

 

 *追記

先日公明党県議団の県議から「我々は反対したわけではない」とのご指摘をいただきました。

我々は議長サイドから公明党と志士の会が反対したと聞いていましたが、「内容そのものに反対ではなく中身について変更すべき点があると指摘したらそれなら反対ですね、と議論が打ち切られた」 とのことでした。