静岡県に夢を!

2008.11.04


昨日閉幕した大道芸ワールドカップin静岡。
20カ国から91組が参加して、来場者も195万人!
去年より14万人も来場者が増えたそうです。
この取り組み、ホントに町興しの成功例ですね。
メイン会場でのワールドカップだけではなく、町中いたるところで、写真のように大道芸が行われていて、いつも歩きなれた町並みにできた人だかりを覗いて歩くのも、なかなかいいものです。
我が浜松市でもなにかこういう一大イベントができるといいですね。
 
ところで、先日、これはイベントではありませんが、政経塾時代のある先輩と話していたんですが、静岡県で実現できたらいいなぁというアイディアをいただきました。
それは、県民の皆さんから税金という形で出資していただいて、それを資本金として公募で択んで起業し、収益が上がれば県民に還元する、というもの。
実現できたら、夢があると思いませんか?
大切な税金を道路や箱物にいつの間にか使われるより、志ある起業家を公募して(既存企業でも地元の協同組合的なものでもいいと思います)、もちろん企業は営利を追求するけれども、そこに雇用も生まれるし、法人税も見込めるし、経済効果も上がると思います。
しかも利益を県民に配当金のような形で還元できれば、県民として出資するモチベーションにもつながるのではないでしょうか。
ここはもちろん、法的に可能か精査していかなくてはなりませんが、こういうことが全国初でできたらいいと考えています。
たとえば県民の皆さんに100円の税金をお願いする。
380万人県民ですから、3億8千万円になります。
これだけあれば、たとえば3つの企業を起業してもそれぞれ1億円の資本金を充てることができます。
いろいろなことができるんじゃないでしょうか。
もし、たとえこの企業が失敗してしまったら、もちろん県民の皆さんの貴重な税金を無駄にするわけですから、県は起業主を選ぶときは責任を持って選ばないとなりません。
責任を持って公募で選んだ末、それでも失敗してしまったら、申し訳ないけど県民の皆さんに100円の負担をご了解いただく。
何がなんだかわからない、既存の産業を守るだけの政策を、長期的ビジョンもないまま税金を使って垂れ流していくんではなく、こういう夢のある政策を実現していきたいと思います。
税金の使われ方が県民にもよく見えるし、県民のみなさんも今より積極的にチェックするんじゃないでしょうか。
法的根拠なども含め、このアイディアをこれからしっかり暖めていきたいと思います。
議会は当局の行政をチェックするのが仕事といわれますが、それだけではなく、議員もこういうアイディアを実現していけるような議会にしていきたいです。
 
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