静岡県の事業仕分け
2009.11.02
忙しい毎日を送っています。
気づいたら11月で、今年も残すところあと2ヶ月です。
時が経つのは本当に早いですね。
静岡県では先月30日から今日まで、事業仕分けが行われていました(アップするのが送れてしまいましたので、正式には一昨日まで、です)。
仙石大臣や連舫参議院議員も視察に来られ、県内でも注目を集めました。
113の事業について、複数の委員の審議によって「不要」「現行維持」「改善」「民間に」「国に」など7つに仕分けされます。
今回は「不要」が12事業、「現行のまま」が18事業でした。
不要とされた事業には、たとえばグランシップの管理運営事業などがありました。管理委託業者を公募せずに決定していたことなどが判断材料になったようです。
こういうところにどんどん切り込んで、無駄を洗い出すという姿勢はとても意義のあることです。
行政はなるべくムダを省き、いかに小さい行政にしていくかが重要だと私は考えていますので。
今回の事業仕分けはあくまでも外部による提案であって、それを受け県がどう判断するかになるわけですが、本来は我々議会が厳しく追及していけば外部に仕分けを依頼することもないわけです。
いくら専門家と言っても、30分そこそこでその事業の必要性を議論し尽くせるかは疑問ですので、それぞれの議員が議員生活を通してこうしたチェックをしていくのが本筋であると思います。
ただ、こうした取り組みは静岡県では初めてだったので、これによって議員や当局の意識が変わっただろうというのはプラスの効果です。
さらに私がこの事業仕分けに対して根本的に感じることは、そもそもたくさんの県の事業の中で、事業仕分けをされる113の事業を、県当局自身が選んでいるということです。
総務部が各部局に事業仕分けに出す事業を選んでくれ、と頼んで、各部局から出てきたのが今回の事業です。
その背後にどんな事業がどれだけあるのか。
私はもっともっと仕分けをしないといけない事業があったと思います。
一気に寒くなりました。
私も少し風邪気味です。
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